ホワイトデーで見られたモノクルとタキシードで薔薇の花言葉をテーマにそれぞれを描く

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  1. 【愛情】…『聖戦』設定
  2. 【嫉妬】…『栄光』設定
  3. 【誇り】…『Curse Of the Beast』設定
  4. 【奇跡】…『Hello,Mr.Seek!』設定
※より大雑把な見た目や年齢、ストーリーの方向性などの紹介はクリフトカタログ

概要

1.【愛情】…長編『聖戦』設定

◆当サイト独自設定の中で、最も人に優しい神官。
手に持つ薔薇は棘も無く、受け取る人を傷つけない。
求める者すべてに応えられるよう100本の精一杯の純粋な気持ちを。
世界は眩しい。

◆赤い薔薇【愛情】
幼い頃から誰かに感謝を忘れなかった。
己が生きて来た道のりには常に誰かの愛情と厚意があり、それを十分に理解していた。
だから、留め置くのだ。
人間は善から成り立つものである。
命に感謝を。
求めには誠実を。
優しさには愛情を。
すべてに祝福を。

あぁ、でもこのような不相応な格好は少し恥ずかしいですね。
私は決して優れた人間でも人格者でもないので。

2.【嫉妬】…長編『栄光』設定

◆当サイト独自設定の中で、最も自己肯定感の低い神官。
開ききらない蕾とは裏腹に乱れ散る花弁が顔に影を落とす。
夢想に散る花弁は現実逃避するように蝶のごとく舞う。
1本握りしめる薔薇はただ一人に感じる友情でもある。

◆黄色の薔薇【嫉妬】
幼い頃から愛情を受け取らなかった。
才能と人望とは程遠かった。だから、努力を重ねた。
ただ真面目に不真面目に真っすぐに生きた。
渡す気のない薔薇はただ棘が掌に刺さる。


貴方は私にこのような正装を求めてくださるのですか?
困りました……。とても相応しいとは思えないのですが……しかし、貴方が似合うと言ってくださるのならば少し我慢しましょう。

3.【誇り】…短編集『Curse Of the Beast』設定


◆当サイト独自設定の中で、最も他人に依存する神官。
貴方に会えたことは己の誇り。己の生き方そのもの。
だからこの5本の薔薇をかかげる。
でも、この気持ちは胎に収める。気が付かれてはならないので。
背後に隠した薔薇で何度でも何度でも何度でも伝える。それが届けない想いでも。

◆紫の薔薇【誇り】
この世に生を受けてから、華やかさとは縁がなかった。
節制と自戒の世界に生きる自分とは関わることなどないと思っていた。
生きる世界を変えてくれた者に密やかで重厚な愛情を。
でもきっと、強く求めすぎてしまうから。
高貴な王座の側に控える気品ある者を演じなければ。
それが己の誇りである。

貴方も変わっていますね。僧にこのような格好をさせて。……あまり見ないでください。着慣れていないのです。
えぇ、そうですね。少しは楽しいとも感じますね。

4.【奇跡】…中編『Hello,Mr.Seek!』設定


◆当サイト独自設定の中で最も他人の期待に応える神官。
本当は重圧も感じている。小さい棘のように気を張る。
3本で輝く薔薇は対面する者に懸命に向き合おうとする取り繕った笑顔のように整っている。
未熟な己は薔薇と一緒に背後に隠して、ただ力になれると貴方に伝えるだろう。

◆青い薔薇【奇跡】
神聖であれ!
導くものであれ!
迷える者を救うことができる自分であれ!
純粋無垢で純白の空間に映える奇跡を伝える者であれ!
そう、そんな者に。そんな理想の神官に。
ただ、近づきたいのである。

せっかくこのような衣装をお借りしたのです。少し気取ってみてもいいでしょう?
貴方が祈りを捧げるあの祭壇まで、ほんの少しの間エスコートさせていただいてもよろしいですか?